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お知らせ

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ブログ④(2022年7月)【現行の歯科健診の体制】厚生労働省

現行の歯科健診の体制
●効率的・効果的な受診勧奨を検討

歯と口の健康は、全身の健康を保つためにとても重要です。そのため、歯科疾患の予防や早期発見・治療を進めるために生涯を通じた歯科健診の充実を図ることが大切です。

日本における歯科健診の体制では、1歳6カ月児と3歳児を対象とした「乳幼児歯科健診」、幼稚園・小学校・中学校・高等学校などで毎年行う「学校歯科健診」、塩酸・硫酸・硝酸などを取り扱う労働者を対象とした「歯科特殊健診」の3つが義務づけられています。そのほか、歯周疾患検診や後期高齢者医療の被保険者に対する歯科健診、妊産婦や障害者・児を対象とした健診などが自治体により行われています(図表2)。


乳幼児期は、生後約半年から乳歯が生え始めることを踏まえて、早い段階からお口の状況を把握します。

学齢期では、顎顔面の成長発育が進む大事な時期であり、また永久歯が生え始める時期でもあるため、初期のむし歯の早期発見・治療につなげます。

高齢期では、歯や口の健康を保つことが食べる(栄養をとる)・話す(コミュニケーションをとる)に直結し、健康長寿の実現には欠かせません。また、残存する歯を健康に保つためや、口腔機能の維持・向上のため、歯科健診を含めた歯科医院受診や訪問による定期的なお口のチェックを推奨しています。

健診の実施状況は自治体によってさまざまですが、特定健診とあわせた歯科健診を実施しているところもあります。厚生労働省では、「8020運動・口腔保健推進事業」により、地域住民の口腔保健対策を推進する観点から、自治体が実施するフッ化物応用や歯科健診・歯科保健指導など「歯科疾患予防」の取り組みに対して財政支援も行っています。

すべてのライフステージにおいて、歯と口の健康は、生活の質を高めることに大きく寄与します。最近歯科医院に行っていない方は、ぜひ歯医者さんにお口の健康チェックをしてもらいましょう。


広報誌『厚生労働』2022年6月号より引用

歯科キャリとは

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