良い歯科医院の見分け方10選

— 歯科衛生士が本音で教える、転職で後悔しないポイント —

歯科医院の雰囲気や働きやすさは、実際に入ってみないとわからない…
そんな不安を少しでも減らすために、歯科衛生士が見学のときに必ずチェックしてほしい
“本当に良い歯科医院の見分けポイント”をまとめました。

⸻

① スタッフの表情が柔らかい・挨拶が自然にある

院内がピリピリしている職場は、患者さんだけでなくスタッフにも緊張感が伝わります。
見学で「こんにちは！」と自然に挨拶してくれるか、スタッフ同士が優しい声かけをしているかは大きな判断材料です。

⸻

② 新人教育の体制が明確にある

チェックポイント：
• マニュアルがある
• 先輩DHが教える体制がある（担当が明確）
• 教育期間の目安を言える

「とりあえず入ってから覚えてね」は要注意。

⸻

③ 滅菌・感染対策がしっかりしている

良い医院は滅菌環境へのこだわりが強いです。
オートクレーブの配置、ラッピング、衛生管理が“きれいに整っている”かを見るだけでレベルが分かります。

⸻

④ スタッフの定着率が高い

勤続年数が3〜5年以上のスタッフが複数いる医院は、働きやすい環境の可能性が高いです。
逆に、常に募集している・新人ばかりの医院は慎重に。

⸻

⑤ 予約枠が適切で、無理なスケジュールになっていない

たとえば、
• メインテ30〜45分
• SRPは時間をしっかり取る
• 無理な詰め込みがない
という医院は、DHの質も維持しやすいです。

⸻

⑥ カルテ・説明が丁寧で、患者への対応が誠実

院長やスタッフの説明が丁寧な医院は、治療も丁寧です。
逆に、患者説明が雑なところはスタッフへの扱いも雑になりがち。

⸻

⑦ 院内の清潔感がある（細部までキレイ）

床の端、機材の置き方、スタッフルームまで。
清潔感は医院の価値観そのものです。

⸻

⑧ 歯科衛生士の役割が尊重されている

良い医院は、DHを「ただのアシスト要員」ではなく
予防の専門家として扱う傾向があります。
担当制、診療ユニットの確保、時間の確保などもポイント。

⸻

⑨ 人間